ユア・ブラッド・マイン

Works参加作品一覧

ユア・ブラッド・マイン―魔なる鋼の創世侵話―

八代明日華

魔なる鋼が花開く時代。少年は少女の為、創世神話の紐を解く――。

人類史上初となる世界征服を成し遂げた大勢力『ラバルナ帝国』が滅びてから三十五年。帝国が独占していた、特殊な金属『魔鉄』の加工技術と、その魔鉄を触媒として、二人一組で使う現代の魔術《鉄脈術》は、今や世界の在り方を大きく変えていた。
極東は日本皇国で《鉄脈術》の使い手・製鉄師として活動する少年・神凪雄二は、相棒にして幼馴染みの少女・天孫東子と共に、皇国の平和の為に戦う毎日を過ごしていた。ある日、とある魔鉄犯罪グループの殲滅作戦に参加した二人は、そこでラバルナ帝国がこの時代に遺していった、未来さえも動かす事象と遭遇する。

さぁ、鋼の時代に覇を唱えろ。その鉄脈を解き放て。
英雄譚の、幕開けだ。

カクヨムで読む

ユア・ブラッド・マイン -錆びた刃のレクイエム-

真倉流留

理外の鉄、魔なる鋼――『魔鉄』。
前代未聞にして空前絶後の“統一超国家”ラバルナ帝国がわずか五〇年の治世に幕を閉じてより三五年。西暦は鉄歴とその名を変えもはや過去のモノとなり、新たなる暦・魔鉄歴の下で、世界は新たなステージたる魔鉄器時代を謳歌していた。

そして同時に、少年が少女を喪ってから二〇と幾度目の秋。
錆びきった視界の中で、男となった少年・高辻真一は新たな少女・レイラに出会う。
魔鉄器時代に息づく魔術・鉄脈術の担い手としての契約を迫るレイラに、過去のある出来事からそれを拒み続ける真一。
だが、思い出の中に刻まれた暗い影は、静かに、しかし確実に彼の背中に近づいていて――。

さあ、いい加減にリスタートの時間だ。


「精錬開始――」


これは、過去を断ち切る物語。

カクヨムで読む

ユア・ブラッド・マイン -フロックスの贈り物-

真倉流留

魔なる鋼――魔鉄ブラッド・スティールが文明の礎となった魔鉄器時代エイジ・オブ・ブラッド
空前絶後の惑星統一国家・ラバルナ帝国の崩壊により、世界は渾沌とした戦禍に在った。

これは、そんな記録の中の一つ。
日本皇国と呼ばれる小さな島国の、取るに足らない断章だ。

で読む

ユア・ブラッド・マイン ~夢幻のスペクタクル~

減塩かずのこ

透いて、透いて、透いて。
好いた心魂は酸いも甘いも知らぬ花。
いずれ果肉を結ぶなら、酸いも甘いも皮のうち。

遠く遠くに街明かり、あれは届かぬ夢灯り。飛び出すならば髪を編み、危険は加味せず置き手紙。

恋も光陰も矢の如く。狙い射貫くはひとつの愛。蒼藍の空が光降らせば、燃ゆる恋慕の火の粉が煌めく。

きらり、きらり。
その輝きを、ずっと探していた。

カクヨムで読む

ユア・ブラッド・マイン─紅眼の魔女とシャドゥ・クラウン─

粉色パスタ

魔鉄の発掘とラバルナ帝国の確立は、人類史に次なる変革の是非を問う。
越たる次元への跳躍。天変地異をも凌駕する秘術の存在。対抗勢力となる兵器の生成。かつての遺産は魔鉄を前にしては塵同然と化し、これまでとは生存の悦びを人類は堪能した。
長い時を経て、ラバルナ帝国は崩壊。これよりは鉄脈術リアクターを施す『製鉄師』らが覇権を巡り、国内での乱戦が絶えず繰り返されることとなっが、『魔鉄器時代』の幕開けである。
製鉄師の舞嶽晋と、魔女の禱香奈恵は、そんな治安不安定な時代に浮いた、異質なコンビ。日常に役割を見いだせなかった彼らが行きついたのは、裏暗躍を正式に認められた組織「シャドゥ・クラウン」だった。
──少年は苦悩する。痛みに。嘆きに。世界の命運を担う覚悟に。冥府からの贈り物は、慈悲と自由を対価とした。
──少女は理解する。痛みを。嘆きを。未知に隠匿された真実を。悪魔からの貢ぎ物は、知恵と愛情を加速させた。
さぁ、句を唱えよ。残忍な世界に一時の忘却を啓す、解放の句を。
────則ち、『ユア・ブラッド・マイン』と。

カクヨムで読む

ユア・ブラッド・マイン―鬼と煉獄のカタストロフ―

絶炎with八咫烏

――『魔鉄』と呼ばれるソレが、ラバルナ帝国によって人類を新たなステージに押し上げてから、一世紀と少しの時が過ぎ去った。

魔鉄と、対となる『魔女』を用意する事によって、人類は超常の力を得る事が出来る。千差万別、天変地異を引き起こすこの力を、人は『鉄脈ブラッドマイン』、その力を操る事を、『鉄脈術』の名で呼んだ。

世界を支配したラバルナ帝国の崩壊と共に、独占されていた力は流出し、『鉄脈』の力は遂に全世界に広がる事となる。

そうして得た新たな力を武器に、世界中がラバルナの後釜を巡り、戦乱の時代を迎えようとしていた。

ここより先を、人類は新たな歴史区分――即ち、『魔鉄器時代エイジ・オブ・ブラッド』の名で呼ぶ。

あれから三十年。
魔鉄暦〇〇三〇の春――極東にて世界の覇権をめぐる戦いに取り残された島国、日本。
その地に、一人の少女がやって来たことで、世界は新たな戦いの渦を得る。

少女は名乗る。自分こそがラバルナの正当な継承者であると。
少女は誓う。再びラバルナが世界の覇権を握ると。


そして歴史は動き出す――かつて罪を犯した一匹の鬼の噺が、ここに始まりの音頭を取る。

命を知れ、悪と在れ、今こそが贖罪の時と知れ。


――焼け落ちる焔の中で、怪物は一体何を見る?

で読む

ユア・ブラッド・マイン 〜空と結晶と緋色の鎖〜

のざらし

魔鉄......物理法則を超越した、新たな金属。
鉄脈術......魔鉄を鍛えた魔鉄器を駆使し、超常の力を振るう術。
製鉄師......パートナーの魔女とともに、鉄脈術を操る者たち。

人類が新たなステージ《魔鉄器時代》へと突入し、三十年が経った。

亡国の王女の登場により始まった侵略戦争。

聖なる結晶の降り注ぐ学園から紡がれる物語。

で読む

ユア・ブラッド・マイン─焔の騎士は焦土に佇む─

RIGHT@

少年はただ一人の少女を守りたかった。
少女はただ一人の少年を支えたかった。

これは魔鉄器時代に生きる二人の物語──

で読む

ユア・ブラッド・マイン 〜phantom vocal〜

ケンケン4

「貴方は幻、幻、幻、幻のまま」
「俺は唄う。唄うことが戦うことになるのなら……。」

きっと、届かない幻の歌を歌う少年とそれを羨む少女のお話

カクヨムで読む